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眼科機器紹介 ①

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今回のコラムは眼科の機器を紹介していくシリーズの第一弾です。眼科は検査項目が多く、様々な医療機器を使用しています。

以前のコラムでも少し紹介していますが、この新しいシリーズではより詳しく紹介して行きます。


過去のコラムはこちら

中古医療機器紹介 眼科機器①

https://arrows-healthcare.com/article/articles?acd=10009


中古医療機器紹介 眼科機器②

https://arrows-healthcare.com/article/articles?acd=10010


眼科とは

眼科は、眼球やまぶたなどの目の病気の診断や治療を行う診療科です。眼科では、眼科疾患のほか、眼科と関連する疾患や、眼科薬剤による副作用などにも対応しています。

眼科では、次のような診療や治療が行われます。
白内障手術、硝子体手術、角膜移植術、緑内障手術、眼形成手術など、さまざまな手術
角膜外来での前眼部疾患の治療
眼表面疾患に対する角膜輪部移植や羊膜移植、再生医療製品を用いた眼表面再建術
網膜硝子体疾患に対する硝子体手術や抗VEGF療法
加齢性変化や神経疾患にみられる眼瞼下垂や眼瞼内反などの眼瞼疾患に対する眼形成術


参考 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%BC%E7%A7%91%E5%AD%A6


眼科機器紹介

レンズメーター

眼科のレンズメーターは、眼鏡やコンタクトレンズの度数や乱視軸などを測定する機械です。レンズの正確な情報を把握することで、各人の眼に合わせて処方されたメガネレンズにより視力を矯正することができます。
レンズメーターには、手動式とオートレンズメーターなどがあります。手動式レンズメーターは、検査員がレンズを機器に設置してダイアルを回し数値を読み取るタイプです。オートレンズメーターは、レンズをセットして測定ボタンを押すだけで、レンズ種別や度数、軸、透過率などのデータを取得することができます。
レンズメーターは、ほとんどすべてのレンズを測定できますが、超薄型のレンズやコーティングが剥がれた傷んだレンズでは測定できない場合があります。


主なレンズメーター

トーメーコーポレーション TL-7000

https://www.medicalexpo.com/ja/prod/tomey/product-77872-828672.html


ニデック LM-1800PD/LM-1800P

https://www.nidek.co.jp/products/check-skin/medical_check_list/medical_check_lensemeter/lm-1800pd.html


トプコン CL-300

https://topconhealthcare.jp/ja/products/cl-300/


角膜形状解析装置

角膜形状解析装置は、角膜の形状を測定する医療機器で、角膜のゆがみ(乱視)の状態を詳細に検査することができます。角膜は眼球のレンズとして大きな役割を果たしており、ゆがみがあると見え方に大きな影響を与えるため、その形状の変化を調べることで、さまざまな眼の疾患や手術の際に役立ちます。
角膜形状解析装置の主な用途は次のとおりです。
円錐角膜や角膜不正乱視の診断や経過の確認
オルソケラトロジー(ナイトレンズ)の定期検査
白内障やLASIK手術の前後検査
角膜移植前後検査
コンタクトレンズの処方
レーシック後の白内障手術での眼内レンズの度数計算
角膜形状解析装置では、眼の状態を表すマップと眼図を組み合わせることで、眼のどの位置を測定したのかを視覚的に確認することができます。また、昼夜間のマップを比較することで、瞳孔径の違いによる視力への影響を確認することもできます。


主な角膜形状解析装置

トプコン

マルチファンクショントポグラフィー MYAH

https://topconhealthcare.jp/ja/products/myah/


KONAN

前眼部撮影装置 KATS-1000

https://iolmedical.jp/archive/products_handled/products_handled-1085/


ニデック
角膜形状/屈折力解析装置 OPD-ScanⅢ

https://www.nidek.co.jp/products/ophthalmology/exami_list/exami_corneal/opd-scanIII.html


光学式眼軸長測定装置

白内障の手術は濁ってしまった水晶体を除去し、その変わりに人工レンズを挿入します。
この人工レンズの度数を決定するのに必要な検査の1つとして、眼の奥行き(長さ)を測る眼軸長測定があります。 眼軸長は成人の場合で平均は24mmぐらいですが、0.01mmの細かさで測定できます。
これまでの眼軸長測定は、眼球にセンサーを接触させて測定する方法でしたが、現在では非接触で測定できる器械が主流です。


主な光学式眼軸長測定装置

ニデック

光干渉式眼軸長測定装置 AL-Scan

https://www.nidek.co.jp/products/ophthalmology/exami_list/exami_interference/al-scan.html


カールツァイス

光学式生体計測装置 IOLマスター 700

https://www.zeiss.com/meditec/en/products/optical-biometers/iolmaster-700-us.html


ハーグストレイト

EyeStar900

https://www.jfcsp.co.jp/catalog/haag/eyestar900_2209.pdf


まとめ

今回は3機種を紹介しました。まだまだたくさんの眼科系機器がありますので順番に紹介して行きます。


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