中古医療機器紹介 眼科機器②
今回のテーマは、前回に引き続き、中古医療機器市場で人気の眼科機器についてです。2回目は手術系の眼科機器についてお話します。
(前回のコラムはこちら)
“手術器械”
手術治療用機械装置
白内障手術装置 白内障とは水晶体(カメラでいえば凸レンズ)が灰白色や茶褐色に濁り、ものが霞んだり、ぼやけてみえるようになる病気です。
手術では、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、眼内レンズを入れる方法で行われます。
主な機器 日本アルコン インフィニティ・センチュリオン AMO シグネチャー
ボシュロム ステラリス
硝子体手術装置
硝子体とは眼球の器官の一つで水晶体の後ろにある内腔を埋めるゼリー状の組織です。手術は硝子体の組織を除去しますが、ガムをティッシュペーパーから
剥がすようなイメージのとても繊細で難しい手術となります。
主な機器 ニデック Fortas アルコン コンステレーション ボシュロム ステラリスPC
手術用顕微鏡
顕微鏡は内視鏡と違い、立体視することができ深さがわかります。
主な機器 カールツァイス OPMI LUMERA 300 アルコン LX3 タカギセイコー OM-9
レーザー手術装置
レーザー光凝固装置 レーザー光凝固とは、網膜をはじめとする眼底の病変部にレーザー光線を照射して焼き固めることによって病気の進行を阻止するために
行われる治療法です。
主な機器 ニデック MC-500 カールツァイス ビズラス トーメー IQ577
ヤグレーザー手術装置
ヤグレーザーとは、イットリウム(Y)・アルミニウム(A)・ガーネット(G)を用いた固体レーザーで、複合元素の頭文字をとりYAG(ヤグ)となる。
短い時間で高いエネルギーを与えることが出来ます。後発白内障においてヤグレーザーを照射して混濁物質を飛散させることができる。
主な機器 ニデック YC-200 ライトメッド LIGTLas YAG PT エレックス UltraQ Reflex
(参考:一般社団法人日本眼科医療機器協会 リンクはこちら)
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