HOME /  コラム /  お盆の体調不良、あなたは大丈夫? 知らないと困る「受診難民」の現実

お盆の体調不良、あなたは大丈夫? 知らないと困る「受診難民」の現実

2026/07/27のTOP画像

夏休みやお盆休みは、旅行や帰省など楽しい予定が多い季節ですが、その一方で「もし体調を崩したら、どこの病院に行けばいいのだろう?」と考えたことはありませんか。
先日、そんな疑問にまさに答えてくれる、とても興味深い調査記事を見つけましたので紹介します。


クリニックフォアグループが2026年7月に発表した調査によると、長期休暇中に体調を崩した経験のある人のうち、約74%が必要な医療にたどり着けなかったことが明らかになりました。
今回は、長期休暇中に発生する「受診難民」と「受診ガマン」の実態、そして患者が事前にできる備えについて紹介します。


参考資料

【長期休暇の「受診難民」実態調査 第1弾】約74%が医療にアクセスできず!お盆・夏休みに急増する「受診難民」と「受診ガマン」の実態

クリニックフォアグループ 2026年7月24日 10時00分

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000096150.html


クリニックフォア(CLINIC FOR)グループとは、東京都内を中心に全国展開する対面診療とオンライン診療を融合させた「スマートクリニック(医療機関)」です。医療法人社団エムズや医療法人社団CFSなどによって運営されており、テクノロジーを駆使した「患者ファーストの次世代プライマリ・ケア(初期診療)」の提供を掲げています。

https://www.clinicfor.life/


長期休暇中に体調を崩した人は約4割
クリニックフォアは、全国の20~59歳の働く男女800人を対象に、長期休暇中の体調不良と受診に関するインターネット調査を実施しました。
その結果、夏休みやお盆、シルバーウィークなどの長期休暇中に、自身が体調を崩した経験のある人は37.8%に上りました。
旅行や帰省による長時間の移動、睡眠不足、食生活の変化、暑さによる疲労など、長期休暇中は普段とは生活リズムが変わりやすくなります。
特に夏場は、熱中症、感染症、胃腸障害、虫刺され、皮膚トラブルなども起こりやすく、休暇中だからといって医療需要がなくなるわけではありません。
一方で、医療機関側も休診となるケースが多く、患者の需要と医療提供体制の間に大きなギャップが生まれます。


42.7%が「受診難民」、31.5%が「受診ガマン」
今回の調査で特に注目されるのが、体調を崩した人の受診状況です。
体調を崩した経験のある302人のうち、医療機関の休診などによって「受診できなかった・受診を諦めた」と回答した人は42.7%でした。
調査では、この状態を「受診難民」と呼んでいます。
さらに、本来は受診したい状態だったにもかかわらず、病院を探す手間や体調不良のつらさなどから「受診しようとせず我慢した」人も31.5%に上りました。
こちらは「受診ガマン」と表現されています。
両者を合計すると74.2%となり、体調を崩した人のおよそ4人に3人が、必要と考えられる医療にたどり着けていない計算です。
「受診できない人」だけでなく、自ら受診を諦めてしまう人が多いことも、見逃せないポイントです。
症状が軽いと思って様子を見ていたものの、その後悪化したり、長引いたりする可能性もあります。受診できる医療機関を探すこと自体が患者の負担となっている現状がうかがえます。


最大の理由は「かかりつけ医が休診

受診に困った時期として最も多かったのは、「お盆休み」の52.2%でした。続いて「夏休み期間」が47.3%となり、7月中旬から8月中旬に受診の問題が集中しています。
受診できずに困った理由では、「かかりつけ医が休診していた」が48.1%で最多となりました。
そのほか、「近くに開いている病院が見つからなかった」が38.0%、「見つかったが待ち時間が非常に長かった」が36.4%、「旅行先や帰省先で病院の探し方が分からなかった」が28.7%でした。
かかりつけ医が休診の場合、患者は普段利用していない医療機関を自分で探さなければなりません。
しかし、体調が悪い状態で自治体のホームページを調べたり、複数の医療機関に電話をかけたりすることは、想像以上に大きな負担です。
この「病院を探す負担」が、受診ガマンにつながっている可能性があります。


オンライン診療の利用経験者は16%
帰省先や旅行先で体調を崩した場合の受診について、55.3%が不安を感じると回答しています。
その一方で、保険証を利用できるオンライン診療を実際に使った経験のある人は16.0%にとどまりました。
オンライン診療について「名前は知っているが検討したことはない」「全く知らない」と回答した人を合わせると77.6%となり、長期休暇中の受診手段として十分に浸透していない状況が分かります。
オンライン診療では、自宅だけでなく、帰省先や旅行先からスマートフォンなどを使って医師の診察を受けられます。風邪や発熱、喉の痛み、頭痛、胃腸症状、湿疹、アレルギー症状など、診察内容によっては薬を処方してもらい、近くの調剤薬局で受け取ることも可能です。
ただし、オンライン診療ですべての病気に対応できるわけではありません。
触診や血液検査、画像診断、処置などが必要な場合には対面診療が適しています。激しい胸痛、呼吸困難、意識障害などの緊急性が高い症状では、オンライン診療ではなく、速やかに119番へ連絡する必要があります。
オンライン診療は対面診療の代わりではなく、症状や状況に応じて使い分ける「もう一つの受診手段」と捉えることが重要です。


休暇前に準備しておきたいこと
長期休暇中の受診難民を防ぐためには、体調を崩してから医療機関を探すのではなく、事前に準備しておくことが大切です。
まず、マイナ保険証や資格確認書、お薬手帳を旅行や帰省の荷物に入れておきましょう。
日常的に服用している薬がある場合は、休暇中に切れないかを確認し、必要に応じて事前にかかりつけ医を受診しておくことも必要です。
また、滞在先の自治体が公開している休日当番医や夜間診療の情報を確認しておくと、急な体調不良にも対応しやすくなります。
受診すべきか、救急車を呼ぶべきか迷った場合には、実施地域で利用できる救急安心センター「#7119」があります。子どもの症状について相談したい場合は、「#8000」の子ども医療電話相談も利用できます。
さらに、オンライン診療を利用する可能性がある場合は、元気なうちにアプリの登録や受診方法の確認を済ませておくと安心です。


「受診先を探せない」ことも医療アクセスの問題
長期休暇中の受診難民は、単に病院が休みになるという問題だけではありません。
開いている病院の情報が分かりにくいこと、患者が自分で受診の必要性を判断しなければならないこと、体調が悪い状態で受診先を探す必要があることも大きな課題です。
今後は、休日当番医や夜間診療の情報を分かりやすく提供するとともに、電話相談、オンライン診療、対面診療、救急医療を適切につなぐ仕組みが求められます。
医療へのアクセスとは、医療機関が存在することだけではありません。
患者が必要なときに情報を得て、自分の症状に合った医療へ無理なくたどり着けることまで含めて、医療アクセスを考える必要があります。
長期休暇を安心して過ごすためにも、旅行先の病院や相談窓口を事前に確認し、「体調を崩したときの受診方法」を家族で共有しておくことが大切です。


※調査結果出典:クリニックフォア調べ
「長期休暇の体調不良と受診に関する調査」
調査期間:2026年7月10日~7月13日
調査対象:全国の20~59歳の有職男女800人


上記文章を1枚にまとめてみました。


’X’はじめました‼

アローズヘルスケアのXが始まりました。コラムとあわせて買取情報も随時発信していきます。

気になる方は下記リンクから フォローお願いします。

https://x.com/arrowscolumn?s=11&t=JyJ52ID2lV2aqbNe3Tts1g



医療機器を売りたい、処分したいと思ったらアローズヘルスケアへ!     

中古医療機器を売りたい・処分したいと思ったら、法律を遵守し必要な資格を全て有するアローズヘルスケアにお任せください。

業界経験豊富なメンバーがはじめての方でも安心してご利用頂けるように対応致します。 不安なこと、わからないことがあればご納得いただけるまでご説明致します。  なにかございましたら、お気軽にお問合せください!    


中古医療機器の販売・買取|アローズヘルスケア|開業・医療設備の導入支援 (arrows-healthcare.com)



Author - 著者
株式会社アローズヘルスケア
〒130-0004 東京都墨田区本所1-11-8
TEL 03-6658-4170 FAX 03-6658-4171
高度管理医療機器等販売業 2墨福衛生薬第14号
医療機器修理業許可証 13BS201448
動物用管理医療機器販売・貸与業届出
古物商 307732004767
産業廃棄物収集運搬業許可 第13-00-243899号
あなたの「売りたい」に答えます