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メーカー紹介 オリンパス編

2022/08/22のTOP画像

今回は、医療機器メーカーを紹介するシリーズの第1回目として、中古医療機器の中でも特に需要が高い内視鏡のメーカー”オリンパス”を紹介します。

特に製品の記号(GIF-H290、PCF-Q260AZIなど)について解説していきます。


“会社概要”

1919年(大正8年)に山下長らにより前身の「高千穂製作所」が設立。

社名のオリンパスはギリシア神話で神々が住む山とされるオリンポス山に由来する。 1950年(昭和25年)に世界で初めて胃カメラ(内視鏡)の製品化に成功した。

現在の会社形態では、厳密に説明すると医療機器を取扱っているのが、オリンパスの子会社である、”オリンパスメディカルシステムズ株式会社”である。

オリンパスの売上全体の8割を占めており、売上高は7,371億円(22年3月期)。消化器内視鏡の分野で世界7割のシェアをほこる。  



“製品記号について”



①検査対象臓器

⇒最初のアルファベットは、主に検査を臓器の頭文字の1~2文字が記されている。

GI:上部消化管(Gastrointestinal)

G:胃(Gastro)

J:空腸(Jejunum)

C:下部消化管(Colono)

B:気管支(Broncho)

EN:耳(Ear)・鼻(Nose)

J:十二指腸(Jyunishicyou) ※JF=細目 TJF=太目

P:小児科(Pediatrics) ※PCFシリーズは細経軟性スコープ  


②ファイバー

⇒検査対象臓器のあとに、ファイバースコープの【F】をつける。

F:ファイバースコープ(Fiberscope)  


③型名

⇒機種の型名を示している。型名は、アルファベット文字で表している。

Q:高級・高画質(Quality)

H:ハイビジョン(Hi Vision)

X:特別タイプ(Extra)

P:普及、細い(Popular)

K:くさび形の(Keil)

T:処置(Treatment)

U:超音波(Ultrasound)


④性能

⇒型名のあとの数字は型式が新しいことを示す。

1500・1200:☆☆☆☆☆☆

290:☆☆☆☆☆

260:☆☆☆☆

240:☆☆☆

230:☆☆☆

200:☆☆

40 :☆

30 :☆

※☆は性能のよさ、3桁以上はビデオスコープ、2桁はファイバースコープを表す。


⑤その他の機能

⇒新たに加わった機能やスコープの形状などを表しす。

N:経鼻用(Nose)

L:長い(Long)

A:調節可能な(Adjustable)

Z:拡大(Zoom)

I :長さが中間の(Intermediate)

D:検出する(Detecting)  



“内視鏡関連機器は全て査定対象です!!”


中古医療機器の中でも需要が高いオリンパスの内視鏡ですが、スコープ以外もオリンパス製の製品はすべて買取対象です。光源装置・プロセッサー、洗浄機、電気メスなど・・・

買い替えを検討している、使わなくなったなどご不要になりましたら、ご連絡ください。  



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