今回のコラムは差先端の医療機器を紹介します。実用化して普及し中古医療機器として出回るのは10年くらい先でしょうか・・・。
10年後に買取出るくらいになればありがたいです。そんな最新技術を紹介します。
手術支援ロボット「Da Vinci(ダヴィンチ)」
すでに日本でも複数台導入されていますが、ダヴィンチはアメリカのインテュイティヴ・サージカル社が開発した内視鏡手術を支援するためのロボットです。
操作自体は医師が行いますが、人間特有の手ブレなどを防止でき、極めて精度の高い内視鏡手術を行うことができます。
発売当初は1台1億円する機械として話題になりました。以前買取の話を頂きましたが、使いこなせる医師が少なく買取不可となっております。
現在は新たなバリエーションのロボットの開発が進められており、これまで困難だった手術も将来はロボットが可能としてくれるかもしれません。
3Dプリンターによる人工心臓の造形
チューリッヒ工科大学のStuart Williams氏の研究チームは、3Dプリンターで人工心臓を作る研究を進めています。
もし3Dプリンターで作った人工心臓が本物の心臓と代替可能となれば、心臓移植の際にドナーを探さずとも患者に最適な心臓を提供できるようになります。
同研究チームは今年2023年までに本物の心臓と代替可能な人工心臓を製作できるようにするとしていますが、もし実現すれば医療分野における大きな進歩となるでしょう。
睡眠時無呼吸症候群を防止する「Night Shift」
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気のことです。
睡眠時無呼吸症候群の原因は様々ですが、仰向けで寝ている人に発症が多いと言われています。
そこでアメリカのAdvanced Brain Monitoring社は、振動で寝返りを誘導する医療機器「Night Shift」を開発しました。
Night Shiftの使い方は寝る前に首に巻いておくだけであり、仰向けで寝ていることを感知すると、寝返りを自然に促してくれます。
まだ日本には上陸していませんが、もし日本の一般家庭で普及すれば睡眠時無呼吸症候群による死亡事例を大きく減らすことに繋がるでしょう。
スポーツにおける脳しんとうのリスクを回避する「FITGuard」
スポーツにおける脳しんとうは、死亡や後遺症のリスクもある危険なケガです。
アメリカのForce Impact Technologies社は、試合中に接触や転倒があった際、振動の度合いから脳しんとうのリスクを計測するマウスピース「FITGuard」を開発しました。
マウスピースとして口に挟んでおくことで、振動を加速度センサーで感知し、危険が生じそうな場合は即座にコーチや医療スタッフに通知が送られます。
格闘技などの危険が生じやすいスポーツで普及すれば、脳震盪によるリスク回避として大いに役立ちます。
スマートフォンとAIを組み合わせた歯周病予防技術
東北大学とNTTドコモは、スマホを使った歯周病発見AIの開発を2019年に発表しました。
歯周病発見AIとはスマホで自分の歯を自撮りすることで、AIが歯周病のリスクを判定するというもの。
画像から歯茎の色や形状認識し、これまでの症例や専門的知見と照らし合せて解析を行います。
2022年をめどに実用化を目指すとのことですが、2023年1月現在まだ実用化されていません。もし普及すれば歯医者に行かずとも歯周病を発見できるようになるかもしれません。
まとめ
医療分野における最先端の技術開発トレンドについて紹介しました。
医療機器の技術開発は今この瞬間も世界中で推進されており、数年後には本記事で紹介したものよりも、もっと驚くべき技術が誕生していることでしょう。
現代の医療の常識は、技術の進歩で簡単に塗り替わっていくはずです。
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