HOME /  コラム /  中古医療機器紹介 産婦人科編

中古医療機器紹介 産婦人科編

2022/09/19のTOP画像

産婦人科用の医療機器は”保育器”、診察台”、“分娩台”、”超音波診断装置”など大きくてスペースのとる機器が多いのでご不要になった場合の処分にお困りの方が多いです。また産婦人科用のエコー“Volusonシリーズ(GE)”は中古市場で非常に価値がありますので、売却という選択肢も視野にご検討して頂ければ幸いです。そんな”産婦人科”の機器について説明します。


”産婦人科は減少の原因” 

日本の出生率は年々減少しており、それに伴い産婦人科の閉鎖、閉院は増加しています。出生率の関係もありますが、一番の大きな原因が産婦人科の医師不足にあります。

国内には2,200以上の分娩取り扱い施設があり、有床診療所とともに、年間分娩数200〜300程度の中小規模の病院が多くあります。これらの中小規模病院は減少傾向にはありますが、日本の施設数は海外から見ても極端に多く、分散していると言えます。二次医療圏ごとに、地域周産期母子医療センターが300施設以上設置されています。分娩は他科の医師に任せることができないため、こういった中小規模の施設であっても2、3人の医師で毎日24時間頑張らざるを得ないところが少なくありません。分娩を一つの施設に集約すれば、そこに産婦人科医を集めて、多くの分娩を効率的に行うことが可能になるのですが、一つの医療圏の中で中小規模の公的な病院が複数共存していることで、マンパワーが不足している施設では、結果的に産婦人科医に過重労働を強いることになるのです。

背景には、日本には古くから地元で産み育てる風習があり、身近に分娩施設があるのが一般的と考えられています。自治体にとっては、分娩施設の維持は若い世代の確保と自治体の発展には不可欠な要素であるとの政治的な思惑もあり、分娩施設の閉鎖は積極的には行われず、中小規模病院の集約化と機能強化はなかなか容易に進まない状況にあります。



”産婦人科医療機器メーカー”


アトムメディカル

日本の産婦人科系医療機器メーカーといえばアトムメディカル

国産で保育器を初めて製造したメーカーであり、保育器、分娩台、インファントウォーマなどトータルでラインナップしている。


トーイツ

分娩監視装置系と言ったらトーイツ、アトムメディカルと並び、産婦人科では多く導入されているメーカーです。


タカラベルモント

分娩台や健診台等を多く扱っています。手術台などでトップシェアを持っています。



”超音波診断装置(エコー)は各メーカー豊富に取り揃えあり”


GEヘルスケアジャパン

Voluson E10/E8

Voluson E6

Voluson S8/S6

Voluson P8/P6


シーメンスジャパン

ACUSON S2000

ACUSON S1000

SONOVISTA X300 premium edition

SONOVISTA FX premium edition


富士フイルムヘルスケア(日立アロカ)

ARIETTA60

HI VISION Avius

Prosound α6

F37 ob


”エコーは需要あり”

冒頭でもお話しましたが、産婦人科用のエコーは中古医療機器市場でも需要がかなりあります。少しでも査定が上がるポイントは

①3D/4Dプローブは壊れやすいので慎重に

②経膣プローブのみでは査定が難しい(プローブは複数本あるとベスト)

Voluson(GE)は高価買取の期待大



医療機器を売りたい、処分したいと思ったらアローズヘルスケアへ!     

耳鼻咽喉科機器を売りたい・処分したいと思ったら、法律を遵守し必要な資格を全て有するアローズヘルスケアにお任せください。 業界経験豊富なメンバーがはじめての方でも安心してご利用頂けるように対応致します。 不安なこと、わからないことがあればご納得いただけるまでご説明致します。 

なにかございましたら、お気軽にお問合せください!    


中古医療機器の販売・買取|アローズヘルスケア|開業・医療設備の導入支援 (arrows-healthcare.com)



Author - 著者
株式会社アローズヘルスケア
〒130-0004 東京都墨田区本所1-11-8
TEL 03-6658-4170 FAX 03-6658-4171
高度管理医療機器等販売業 2墨福衛生薬第14号
医療機器修理業許可証 13BS201448
動物用管理医療機器販売・貸与業届出
古物商 307732004767
あなたの「売りたい」に答えます