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中古医療機器と大型機器 その①

2022/07/04のTOP画像

今回のテーマは、医療機器を買い取る場合の問合せの中でよく聞かれる、大型機器(CT,MRI,一般撮影等)の中で、一般撮影(レントゲン)とX線TV(透視装置)についてです。

入れ替え更新、廃止等の参考にしてください。    


 “一般撮影装置(レントゲン)とは” 

みなさんもよくご存じだと思いますが、骨折した(疑いがある)時や、肺などに異常が見られる場合によく使われる画像診断装置です。

単純X線撮影と言われ、レントゲンと言えばこの単純X線撮影のことを言います。    


“利用方法”

骨折・骨病変の診断 - レントゲンは骨病変の診断に最も有効であり、現在でも骨折の診断には最も有用な検査方法の一つである。

特に頭部・頚部や四肢の骨折で有用性が高い。また骨粗鬆症の骨塩定量にも用いられる。


歯科的診断 - 歯も骨と同じく硬組織であり、歯科診療の領域では頻繁に利用される。


胸部X線 - Chest X-ray(CXR)と呼ばれ、肺癌、肺炎、結核、胸水、気胸をはじめとし、非常に多くの肺病変の診断に利用されている。


腹部X線 - Abdominal X-ray(AXR)(臥位では flat plate)は、腸閉塞や腹水、腹腔内、便秘、胆石、尿路結石の空気の様子を診断するのに利用される。


 “撮影台の種類”

・寝台型(寝ながら行う) ブッキー撮影台、平面撮影台を用いる。  

・立位型(立って行う) 立位撮影台を用いる。  

・天井走行型(天井に撮影装置を設置) ブッキー、平面台を用いる。  



”X線TV(透視装置)とは” 

35歳以上の方は健康診断でおなじみではないでしょうか!? 造影剤(バリウム)を飲んで行うアレです。 造影剤を経口・経静脈的に投与したのちに撮影することで、普通は描出されない消化管や血管の様子をも描出でき、造営X線写真と言われる。


”一般撮影(レントゲン)とX線TV(透視装置)は売れるのか??” 

→ 一般撮影(レントゲン)○   X線TV(透視装置)×

まず大前提として大型機器に関しては、専門技術者での解体が必要となり 撤去費用が掛かります。X線(放射線)が発生する装置なので専門知識も必要となりますので、

処分の場合でも弊社のような専門業者に依頼してください。(処分の場合は管轄保健所に廃止届を提出しなければなりません。そのまま放置は出来ませんので速やかに撤去してください。)   一般撮影(レントゲン)は買取対象となりますが、上記のとおり撤去費用がかかりますので、買取価格ー撤去費用=査定額となります。  

X線TV(透視装置)は中古機器としての需要がないため、買取することができません。  


※付属として設置されていることが多い、CR,DR装置、イメージャー、は型式によっては買取できる場合がありますのでお問合せください!

現像機は買取できません、大型機器同様に専門技術者による撤去が必要のため、費用がかかります。  


“製造メーカー”

一般撮影 国内

コニカミノルタジャパン

富士フィルムメディカル

キヤノンメドテックサプライ

島津メディカルシステムズ

日本ポラデジタル     等 


一般撮影 海外

GEヘルスケアジャパン

シーメンス

フィリップス       等   




一般撮影(レントゲン)、X線TV(透視装置)を売りたい、処分したいと思ったらアローズヘルスケアへ!    

弊社では熟練作業員と契約しており、大型機器の撤去、搬出も対応可能です。中古医療機器のことなら、法律を遵守し必要な資格を全て有するアローズヘルスケアにお任せください。業界経験豊富なメンバーがはじめての方でも安心してご利用頂けるように対応致します。

不安なこと、わからないことがあればご納得いただけるまでご説明致します。    

なにかございましたら、お気軽にお問合せください!    


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